CASE STUDY
製造・提案事例
品質管理
ボルト入数の品質管理事例
お客様からの支給品ボルトを使用し、金属ボルト+樹脂のインサート成形をする事となったのですが、インサート成形品を納入後、製品の箱入数が異なるという連絡がありました。
500本/箱なのですが、499本/箱のものや、501本/箱のものがあるとの事でした。
当初、成形時における樹脂の計量精度が悪く、溶融樹脂の充填量が不安定な為ばらつきが出ていると想定し、計量精度の安定化を図り生産したのですが入数は安定しませんでした。そこでインサート成形品を金属ボルトと樹脂に分けて重量測定した所、金属ボルトの重量にばらつきがある事が判明しました。
それまで100本単位で計量していたのを重量のばらつきに左右されない25本単位での計量とし、入数のばらつきを無くす事ができました。